ドクターヘリ2県連携提案 広島交流会議で知事 両県で補い合える
広島・愛媛交流会議が18日、新居浜市北新町の別子銅山記念図書館であった。防災・減災対策について中村時広知事は来年2月に運航開始予定のドクターヘリコプターに触れ「両県で補い合える」と連携を提案。広島県の湯崎英彦知事は中国各県で協定を結んでいるなどとし「愛媛とも(締結を)検討すべきだと考えている」と応じた。
サイクリングを活用した広域観光連携に向け中村知事は「県内では市町と『愛媛マルゴト自転車道』に取り組んでおり、せとうち観光推進機構と連携して環境整備を進め、サイクリストの周遊につなげたい」と展望。湯崎知事は、外国人観光客の取り込みに力を入れたいと語った。
両県の商工会議所連合会会頭が同席。広島の深山英樹会頭は、両県をつなぐフェリーで船内のバリアフリー化が進んでいるとし「港もバリアフリー化を」と求めた。